民事再生

民事再生とは、債務者が資金繰りに行き詰まったり、債務超過の恐れがあるなど経済的に窮地にある場合に、裁判所の関与の下で、債権者等の協力を受けて、自主性を尊重しながら、債務者の事業または経済生活の再生を図る手続きです。
 

事業活動を継続するためは、資金繰りの確保と、債務不履行(特に手形の不渡り)を回避することが必要となりますが、民事再生のメリットは、弁済禁止の保全処分を得ることにより、資金繰りの余裕ができるようになると共に、債務不履行、手形の不渡りを合法的に回避できる点にあります。

また、現在の経営者が経営権を手放さずに、再建を図ることが出来るというメリットもあります。 短期的に見ると、月次の手形決済資金を調達できれば、まずは良い訳ですが、長期的には資金繰りの不安が続く限り、根本的な会社再建にはなりません。
 

他方、民事再生手続を申し立てた場合のデメリットも確認しておかねばなりません。同手続は会社再建のための手続ですが、倒産手続のひとつであり、同手続を行った場合に会社の信用が一気に低下して、一部取引が困難となる場合もあります。

また、これを乗り切って、裁判所により再生計画が認可されても、その後、同計画が思い通りに行かず、結局破産へと移行せざるを得ない場合も少なくありません。

ですから、どういう手続を選択するかは慎重に判断する必要があります。

 
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