弁護士のON(仕事)・OFF(プライベート)をコラム形式で連載します。
ぜひご覧ください。
弁護士 山口 卓 2025.9
東京に行く機会があり、2つの展覧会を見に行きました。
1つは国立西洋美術館の「西洋絵画、どこから見るか?-ルネサンスから印象派まで」です。この展覧会はアメリカのサンディエゴ美術館と国立西洋美術館の共同開催で、両館が所蔵する作品を組み合わせて展示していました。個人的に印象に残ったのが「マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物」と言う作品です。野菜や果物が5つ描かれた静物画なのですが、「絵を見る技術」という書籍で見たことがあったので、あの作品だ!と思いながら見ていました。
もう1つは東京国立近代美術館の「ヒルマ・アフ・クリント展」です。ヒルマ・アフ・クリントは、抽象絵画の先駆者と言われているスウェーデン出身の女性画家です。いわゆるモダン・アートはあまり好みではないのですが、たまには違うものに触れてみようと思い、見に行きました。抽象絵画と言っても幾何学模様的な要素があり、私は幾何学模様のデザインは好きなのでそこまで違和感なく楽しめたと思います。高さ3mを超える絵画が何枚も並んでいるコーナーは圧巻でした。
皆さんも、ちょっとした非日常的な体験として美術館に訪れてみてはいかがでしょうか。
書籍「絵を見る技術」